栃内の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 03:59 UTC 版)
旧土淵村大字栃内、現遠野市土淵町栃内。 佐々木嘉兵衛(文化12年(1815年)3月3日 - 明治29年(1896年)6月9日) 字和野56番地(土淵町栃内23地割2番地)の人。山で山女、山男に遭遇した(1話)。 佐々木由太郎(弘化4年(1847年)7月7日 - 大正10年(1921年)) 嘉兵衛の子。本文では父と混同されている。雉子狩りを狐に妨害された(60話)。六角牛で石を白鹿に見誤った(61話)。また僧の姿をした何かが赤い衣を羽ばたかせるのを目撃した(62話)。 川久保氏 本文では「松崎なる某かゝがの家」。婿が金沢村の実家へ帰る途中、マヨイガに行き当たった(64話)。 前川万吉 字野崎の人。雲壁に青ざめた顔の男を見た(81話)。 菊池菊蔵 和野の人。野崎神楽の吹き手。子供が病に罹ったので、妻を呼び戻しに行く途中、山の神に子供の死を告げられた(93話)。友人の象坪藤七に化けた狐に遭遇した(94話)。
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