栃の木坂の渡し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 00:38 UTC 版)
橋が架けられる以前はすぐ下流側の谷が開けた場所(地図)にある「栃の木坂の渡し」と呼ばれる(「八幡坂の渡し」や地名から「川端の渡し」とも呼ばれる)荒川最上流の渡船場か、上流側の猪ノ鼻(現在の秩父市荒川贄川小字猪鼻)の場所に架けられていた幅6尺(約1.8メートル)の板張りの木製吊り橋を渡っていた。「栃の木坂の渡し」は渡船2艘を有する私設の渡船場で、三峯方面へ行き来するためには必ずここを通る必要があった。(「栃の木坂の渡し」については荒川橋#歴史の項も参照)。 栃の木坂とは白久側(右岸側)より渡船場へと続く坂道で、八幡坂とは贄川側(左岸)の渡船場への坂道の事である。この渡船場は1929年に白川橋が開通したことにより廃止された。渡船場への道は現存する。
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