やない‐ばこ【▽柳×筥】
読み方:やないばこ
柳の細枝を編んだ箱。また、柳の木を細長く三角に削って寄せ並べ、生糸やこよりで編んだ蓋(ふた)つきの箱。硯(すずり)・墨・筆・短冊や冠などを納めた。後世、蓋の足を高くして台として用い、冠・経巻などをのせた。やないば。やなぎばこ。
やなぎ‐ばこ【柳×筥】
読み方:やなぎばこ
柳筥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 20:51 UTC 版)
柳筥(やないばこ)は、柳の枝を生糸で編んで作った箱で、神鏡や布帛などを納める。また、短冊や冠や浅沓を乗せる台にもする。柳筥は奈良時代以降の文献から確認ができ、現代の神社や皇室でも用いられる。「柳箱」「楊箱」「楊筥」とも書き「やないば」とも読む。
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