松本地域・北アルプス地域の泉小太郎とは? わかりやすく解説

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松本地域・北アルプス地域の泉小太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 16:52 UTC 版)

小泉小太郎伝説」の記事における「松本地域・北アルプス地域の泉小太郎」の解説

長野県松本地域北アルプス地域に伝わる民話に泉小太郎(いずみこたろう日光小太郎、泉小次郎とも)がある。かつて湖だった松本盆地陸地開拓したというものである。 『信府統記』に泉小太郎に関する記述があるので、以下に要約して紹介する景行天皇12年まで、松本のあたりは山々から流れてくる湛えるであった。その湖には犀竜が住んでおり、東の高梨の池に住む白竜王との間に一人の子供をもうけた。名前を日光小太郎という。しかし小太郎の母である犀竜は、自身の姿を恥じて湖の中に隠れてしまう。 筑摩郡中山の産ヶ坂で生まれ放光寺成人した小太郎は母の行方を捜し、尾入沢再会果たした。そこで犀竜は自身建御名方神化身であり、子孫繁栄願って顕現したことを明かす。そして、湖の流して平地とし、人が住める里にしようと告げた小太郎は犀竜に乗って山清路巨岩久米路橋岩山突き破り日本海へ至る川筋作った大昔山清路を人の手開削して松本盆地排水開拓したとする『仁科濫觴記』の記述根拠に、これを伝説の由来とする説がある。「泉小太郎」の名も、その功労者である「白水光郎」(あまひかるこ)の名が書き誤られたもの(「白」・「」の2文字を「泉」の1文字に、「光」の1文字を「小」・「太」の2文字にといった具合に)であるという。 民話ゆかりの地である松本市安曇野市大町市長野市には、伝説にちなむ銅像石像建立されている。また、大町市大町温泉郷には泉小太郎を扱う博物館民話の里おおまち小太郎」がある。 松本市にある泉小太郎像(弘法山古墳安曇野市にある泉小太郎像(穂高神社大町市にある泉小太郎像(大町ダム長野市にある泉小太郎像(久米路峡) 民話の里おおまち小太郎

※この「松本地域・北アルプス地域の泉小太郎」の解説は、「小泉小太郎伝説」の解説の一部です。
「松本地域・北アルプス地域の泉小太郎」を含む「小泉小太郎伝説」の記事については、「小泉小太郎伝説」の概要を参照ください。

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