伝説の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 22:32 UTC 版)
この伝説は、1150年頃にムーア人がスペインのメリダを征服したことに由来する。それによると、7人の司教がムーア人に追われて町から逃げ、一命を取り留めただけではなく、聖なる遺物がイスラム教徒たちの手に渡るのを防いだ。 後になって、どこか遠くの、当時の人々には分からない場所に、7人の司教たちが「シボラとキビラ(Quivira)の町」を創った、という噂が広まった。伝説では、これらの町はとても裕福で、主に黄金と貴石で建てられていると言われた。この伝説は、その後何世紀もの間、多くの探険の大きな動因になった。最終的には「シボラとキビラの町」の伝説は、メリダを去った7人の司教それぞれがいる「黄金の七都市」という大きな話になった。
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