東洋医学における「脾」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 08:27 UTC 版)
いわゆる五臓六腑(五臓:肝・心・脾・肺・腎)の1つである「脾」は「脾臓」とは異なる。五臓の脾は主に消化吸収などを担っており、解剖学的に対応する臓器はむしろ「膵臓(すいぞう)」である。これは脾臓と膵臓を別の臓とは考えず、ひとつの臓(脾臓+膵臓=脾)と考えられていたのではないかという説もあるが、正確な理由は現在もわかっていない。膵臓は黄色い組織であるため、脂肪と考えられて脾臓に膵臓の機能が割り当てられた可能性もある。
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