東洋医学における棘突起
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/02/12 19:33 UTC 版)
棘突起とは、もちろん西洋医学の解剖用語であるが、鍼灸術で経穴を取るときの大切な目安になる。手の太陽小腸経の肩外兪穴、足の太陽膀胱経と督脈のおよそ50個の経穴が、椎骨の棘突起をよりどころとして取穴される。 鍼灸術の古典では、頚椎・胸椎などの区別がなく、第1椎・第2椎……とかかれており、現在の標準的な鍼灸の専門書では、第1椎を第1胸椎としているが、古典では、いちばん上の目立つ背骨を第1椎とするとかかれており、これを第7頚椎とするほうが自然である。
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