東京への憧れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 16:56 UTC 版)
1872年(明治5年)、初めて上京し東京で貿易業をしたいと決意したが播磨屋の義父には拒否され縁組を解消し、長男である徳太郎を連れて帰郷した。その後親族の会議では「1000円を出資する代わりに木之子で醤油造りをしてくれないか」と頼まれたが、恭平は東京へ行くことを諦めておらずそれを察知した母古尾子は周りを説得し、岸和田にある実家に立ち寄り話をつけておく事や生活費を渡す事を条件に東京の阪谷朗廬の住居に身を寄せ、井上馨の先収会社に入社することができた。給料は4円60銭であった。
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