東エルサレムの取り扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 22:31 UTC 版)
「ヨルダン川西岸地区」の記事における「東エルサレムの取り扱い」の解説
詳細は「東エルサレム」を参照 東エルサレムの現状は、論争の的となっている。 東エルサレムは、ヨルダン川西岸地区を形成する一部であるが、イスラエルは東エルサレム併合を宣言しているため、イスラエルはヨルダン川西岸地区の一部としては考えていない。しかしながら、併合は、現在国際的に認められていない。 なお、日本国政府はパレスチナ国を承認していないため、日本の地図では、イスラエルとヨルダン間の領土抗争地・未確定領域と扱われることがある(ただし、1994年に結ばれたイスラエル・ヨルダン平和条約でヨルダンは同地を放棄している為、正確には「イスラエルとヨルダン間の領土抗争地」ではない(「イスラエルの領有権未確定地域」「イスラエルとパレスチナ自治政府との係争地」である)。 いずれの場合も、その政治的・文化的・人道的な重要性から、ヨルダン川西岸地区とは別個に取り扱われることが多い。一例としてオスロ合意は、他のパレスチナ領域と別個の問題として東エルサレムを取り扱う。
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