杉村(今多)菜穂子(すぎむら(いまだ)なほこ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:37 UTC 版)
「杉村三郎シリーズ」の記事における「杉村(今多)菜穂子(すぎむら(いまだ)なほこ)」の解説
桃子の母で嘉親の非嫡出子。初登場時29歳。嘉親とその愛人だったギャラリー経営者の絵描きの女性の間に産まれ、嘉親の認知も受けていたが、15歳の頃に母を亡くしてから今多家に引き取られた。母親からの遺伝か、心臓が生まれつき人より大きいため、普通の風邪での高熱でも命取りとなる病弱体質で、休学続きで小学校を7年通い、大学も中退してしまったという。嘉親にはいたく可愛がられており、今多コンツェルンに対する実権を持たされていない代わりに、莫大な財力で世間の煩わしさから離れ、平穏に過ごせる環境で育てられた。そうした経緯から温室育ちのお嬢様として育てられ、性格は純粋で天然な一面を持つ。今多コンツェルンに関する実権を全く持たないことを条件に父から莫大な株式を生前贈与されている。映画館内で遭遇した痴漢から救ってもらったことがきっかけで出逢った三郎との交際を実らせ結婚した。三郎曰く「笑うと24歳、化粧をすると31歳、素顔だと20歳に見え、どんな時でも美人」。自身の不貞行為から三郎と離婚した後は父とその一族と暮らしている。
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