杉原 明男(すぎはら あきお)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 04:15 UTC 版)
「杉原爽香」の記事における「杉原 明男(すぎはら あきお)」の解説
旧姓:丹羽(にわ)。中学3年の秋、爽香たちの中学へ転校してきた。転入直前の殺人事件の夜、現場となった中学の敷地内にいたため、爽香に警察へ突き出される。校庭の隅の暗闇の中が2人の最初の出会いである。翌週、初登校以降は、偶然も重なって爽香を助け、事件の解明を手伝う。足の速いスポーツマンで陸上の記録も持っていたが、高校では爽香と共に吹奏楽部に入り、打楽器を担当。以降、母の溺愛との狭間で揺れつつも、爽香を陰に日向に助ける。共に進学した大学で、母・周子の画策によって登場した刈谷祐子の強引なアタックに押され、抱いてしまった事などもあり、爽香とは一旦別れる。しかし、中丸(なかまる)教授に夫人の世話を頼まれるようになり、結局、祐子とも破局。交通事故等もあって情緒不安定となった中丸夫人に脅され、発作的に殺してしまう。爽香の支援を得て立ち直り、河村と共に自首、刑にも服する。この一件を通じ、彼は優柔不断な甘えん坊のキャラから大きく成長する。出所後は爽香と所帯を持ち、運送会社のドライバーとして額に汗する日々であった。「オレンジ色のステッキ」で、交通事故に遭い、右足を骨折した。そのため、エレベーターのないマンションやアパートの高層階への配達などが困難となったこともあり、「新緑色のスクールバス」では、S学園小学校のスクールバス運転手に転職した。
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