本大会以降の冬季オリンピック招致活動
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「1972年札幌オリンピック」の記事における「本大会以降の冬季オリンピック招致活動」の解説
2014年11月27日、札幌市は2026年に開かれる冬のオリンピックとパラリンピックの開催都市に、立候補する方針を正式に表明した。招致が実現すれば、日本では2020年夏の東京大会から僅か6年の間に2回、オリンピックとパラリンピックが開催されることになるはずであった。しかし、2022年の冬季オリンピック開催都市が北京に決定したことから、2018年平昌オリンピックから3大会連続してアジアでの冬季オリンピック開催は非常に難しいとの見方がそもそもあった。 そのようななか、2018年5月10日、2030年度の北海道新幹線の札幌延伸など市街地の大型再開発等の事業と歩調を合わせて2030年大会の招致を望む声が経済界を中心に大きいため、札幌市が地元の要望を踏まえて、目標を2030年大会に変更したいとの意向を日本オリンピック委員会に伝えた。両者は変更の是非を検討していくとしたが、同年9月6日に発生した北海道胆振東部地震によって招致活動が困難となり、9月17日に2026年五輪招致を断念することをIOCに伝達、IOC側も理解を示し、2030年大会を目指すこととなった。なお、2026年冬季オリンピックは、2019年6月24日にスイスのローザンヌで開催された第134次IOC総会において、イタリアのミラノ/コルティナ・ダンペッツォでの開催が決定した。
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