未収録となった楽曲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 06:32 UTC 版)
「ザ・ビートルズ・アンソロジー」の記事における「未収録となった楽曲」の解説
アルバム『ザ・ビートルズ・アンソロジー』の3部作は、前述のとおりビートルズの楽曲のデモテイクや未発表のライブ音源をはじめとしたアウトテイクを中心とした作品となっているが、同3部作に未収録となった楽曲も存在する。 1967年に開催された芸術祭のために制作されたレノン=マッカートニー作の実験音楽「Carnival Of Light」は、『ザ・ビートルズ・アンソロジー2』に収録されることが計画されていたが、ジョージ・ハリスンが拒否したことにより未収録となった。この音源は2020年4月時点でも、海賊盤も含めて発売されていない。 レノンが生前に残したデモ・テープは、新曲として発表された「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラヴ」の他に、「ナウ・アンド・ゼン」と「グロー・オールド・ウィズ・ミー」の2曲が存在しており、この2曲の制作も行われたが、デモ音源に入っていた雑音を完全に消去することができず、前2曲よりも多くの作業を必要とすることから未完成となった。後にデモ音源が海賊盤に収録されて流通しているが、未完成となったビートルズによるリアレンジ・バージョンは未だに出回っていない。また、1995年3月に『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』に収録することを想定してマッカートニー、ハリスン、スターの3人で「All For Love」という楽曲の制作も行なわれたが、作業は中断され未発表となった。
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