木材の流送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/16 06:39 UTC 版)
かつて千石地域を中心に森林の伐採と木材(木呂)の流送が盛んに行われていた。流送については、天和年間から行われていた記録が残されている。伐採する木材は、薪に適した40-50年生のブナやカエデなどであり、晩秋には2尺3寸に切りそろえられて鉄砲堰で下流に流送された。網場は、三杉公園付近にあり、川から引き上げられた木呂は、売買されて希望する町民に配分された。流送は、第二次世界大戦後のエネルギー利用の変化(薪炭から石油へ)、ダムの建設などで姿を消している。
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