木地師の伝承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 05:45 UTC 版)
石川県加賀市山中温泉真砂(まなご)地区は惟喬親王を奉じる平家の落人の村落と伝わり、時代を経て何通かの御綸旨で森林の伐採を許された主に木地師達の小村落であったり、山中漆器の源とされる。朝倉氏の庇護もあったが天正元年の一乗谷城の戦い以降は庇護も無くなり一部の木地師達は新天地を求めて加賀から飛騨や東北地方に散って行ったとされる。 会津には元々少数ながら木地師がいたが、蒲生氏郷や保科氏が転封になった時に近江や信濃から木地師を連れて行った。それらの人々は従来の木地師から「渡り木地」と呼ばれた。
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