朝鮮と茶器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 04:20 UTC 版)
朝鮮には日本のような茶道の風習は無く「茶碗」と言ってもそれは元々「茶碗」として作られた訳ではなく日本での用途に応じた呼称に過ぎない。(ただし、日本人客の注文に応じて最初から「茶碗」として制作された物も一部にあった。)19世紀に訪れた外国人は朝鮮に喫茶の風習がほとんどなく、有力者が中国産の茶を僅かに飲む程度であったと口をそろえて書き残している。いくつかはこんにち「韓定食」でみられるような小ぶりの食器であったり、酢注ぎのような調味料入れの小鉢だったとみられるものが多くある。
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