朝倉象棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 09:18 UTC 版)
朝倉象棋(あさくらしょうぎ)は、将棋の変則ルール(ローカルルール)のひとつである。朝倉氏の根拠であった福井市に伝わり、廃れていたが後述の発掘以降現在でもイベントとして対局が行われている。 1973年、一乗谷朝倉氏遺跡から発掘された174枚の将棋の駒から醉象が1枚だけ含まれており、当時は醉象を含んだ将棋が指されていたとされている。このことから、福井で朝倉象棋が指されるようになった。駒の初期配置は小将棋と同じで、醉象・太子のルールについても小将棋と同じである。取った駒は玉将と醉象(太子)を除いて、持ち駒として再利用できることが、小将棋との違いとなる。または、玉将か醉象のどちらか一方を持ち駒にできなくするルールも存在する。
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