有蓋車に対する増積の実施
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 20:09 UTC 版)
「国鉄ワム50000形貨車」の記事における「有蓋車に対する増積の実施」の解説
1943年(昭和18年)から貨車の戦時増積が実施されたが、国鉄貨物輸送の全盛期である1960年(昭和35年)にも輸送力不足の対策として、15 t 積み有蓋車の中で設計強度に余裕のあるワム50000形、ワム1900形、ワム2000形の3形式について、特定品目を除き 2 t の増積が実施された。荷重は 15 t と 17 t の二重表記とされ、形式の前に特殊標記符号として「オ」を付加し、「オワム」標記とされた。この措置は 17 t 積み有蓋車ワラ1形が量産されたことにより、1966年(昭和41年)に廃止された。
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