有名な検査結果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/04 08:46 UTC 版)
「ヘッドアップティルト試験」の記事における「有名な検査結果」の解説
節前線維障害節後線維障害交感神経緊張型主な基礎疾患 多系統萎縮症 純粋自律神経機能不全、糖尿病性ニューロパチー PoTS 血圧、脈拍変化 心拍数増加欠如。血圧は起立直後より低下し低値持続 心拍数増加欠如。血圧は起立直後より低下し低値持続 心拍数が著名に増加。起立維持中に進行性に血圧低下 安静時ノルアドレナリン値 正常~軽度低値 高度低値 正常~高値 起立によるノルアドレナリン増加反応 欠如 欠如 過剰 多系統萎縮症(MSA) 純粋型自律神経不全(PAF) ギラン・バレー症候群(GBS) ギラン・バレー症候群で自律神経障害が認められる場合は圧受容器反射弓の求心路が障害される。そのため、中枢への抑制がきがず節後神経交感神経活動は亢進する。そのため、安静時の血圧や心拍数は上昇しており血中のノルアドレナリンも高値となる。しかし起立すると血圧は急激に低下し、失神を起こすこともある。SIADH(抗利尿ホルモン不適合分泌症候群)の合併のためADHも高値を示すことが多い。
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