有力ドイツ艦の黒海進出とは? わかりやすく解説

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有力ドイツ艦の黒海進出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 00:56 UTC 版)

サールィチ岬の海戦」の記事における「有力ドイツ艦の黒海進出」の解説

1914年8月16日ドイツ帝国同盟国であるオスマン帝国対し地中海黒海における優勢を築くため2 隻の有力艦を引き渡した。これが、オスマン帝国海軍にとって最新艦となる巡洋戦艦ヤウズ・スルタン・セリムドイツ名ゲーベン)とマクデブルク級小型巡洋艦ミディッリ(ドイツ名ブレスラウ)である。両艦はオスマン帝国海軍への編入後も、ドイツ人乗員によって指揮されていた。戦闘参加した2 隻のオスマン帝国艦は事実上ドイツ指揮下に入っていたため、ロシアではこれらをドイツ帝国海軍所属艦と看做して元の艦名で呼ぶことが多い。 ゲーベン速力武装ロシア旧式戦艦に対して絶対的に優位で、そのためロシア黒海艦隊艦艇単独行動ができず、個別撃破を防ぐために艦隊を組む必要を生じさせていた。ロシア黒海艦隊司令部は、ゲーベン速力29 kn見積もっていた。実際には、ボイラー消耗基礎工業力の低いトルコでの修理能力制限のため、ゲーベンせいぜい24 knしか出せないでいた。とはいえ、これすらもロシア保有する最も新し戦艦巡洋艦速力上回っていた。

※この「有力ドイツ艦の黒海進出」の解説は、「サールィチ岬の海戦」の解説の一部です。
「有力ドイツ艦の黒海進出」を含む「サールィチ岬の海戦」の記事については、「サールィチ岬の海戦」の概要を参照ください。

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