最終日、第6Rの周回板めくり忘れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/23 02:07 UTC 版)
「第60回オールスター競輪」の記事における「最終日、第6Rの周回板めくり忘れ」の解説
最終日の15日。第6R(S級特選)が、周回通告員の周回板めくり忘れ(JKAによると周回錯誤の同例は1963年4月27日の花月園以来)によってレース不成立となった(競技規則第73条3)。雨天のレース中、赤板ホームで後方位置の1人の選手が接触により右方向へ落車してイエローライン内の1コーナー付近までスリップ、その救護退避による混乱があったとされる。 残り半周で競走中止を告げる笛の音や放送が流される中、残り8名は競走を続行するも、結果的に発売金額2億2130万2400円が全返還された(重勝式「ドカント7」の152万2000円と「チャリロトセレクト」も全返還)。なお、出走した9選手は第6Rの賞金総額を9等分して渡されるという(着順も発表されず)。 この事象を受けてJKAは9月6日、昨年10月のGI寛仁親王牌から導入した特別競輪等における審判長団3人体制を、開催場の審判長を加えて4人にすると発表した(同月のGII共同通信社杯から導入)。 さらに、競輪では初となる電子周回告知板(オートレースでは全場で導入済)を、2018年3月24日初日のいわき平FIナイターから導入予定とした。
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