暴動の萌芽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 15:13 UTC 版)
1876年(明治9年)11月27日、茨城県真壁郡吉間村(現在の筑西市)に約300人の農民が結集、副区長に強訴する事件が発生、同月30日には同郡飯塚村(現在の桜川市真壁町飯塚)で民衆蜂起が起きた。これらの動きは真壁一揆と呼ばれ、164名の捕縛者を出した。県南で起きた真壁一揆は県北にも波及、12月8日から12月10日にかけて那珂郡小舟村や上小瀬村(現在の常陸大宮市小舟、同市上小瀬)の村人を中心に小瀬一揆が勃発、死刑3名を含む1,091名の処罰者を出した。茨城県で起きた一揆は地租改正に反対するだけでなく、学校課賦金廃止なども掲げていた。小瀬一揆の直後、伊勢暴動が勃発することになる。
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