暴動の終息
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 01:43 UTC 版)
「EB・キャリア号船内暴動事件」の記事における「暴動の終息」の解説
このように既に事態が沈静化に向かっており、待遇改善を求める民事問題になっていたことから、海上保安庁は一度は撤収を決定したものの、両当事者の強い要望により、「くにさき」の佐藤主席通信士を指揮官とする9名が船に残って引き続き警戒を行うこととなった。 結局、巡視船艇4隻が直接護衛して、同船を那覇港に回航し、マニラの人材派遣会社の手配によって、そこでフィリピン人船員を全員入れ替えることになった。那覇港入港直前に再びエンジンも発電機も停止し、あわや防波堤に衝突するところであったが、錨を入れることで衝突は免れた。15日午前7時10分、同船は那覇港外に投錨して、一応の決着をみた。
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