旧町田市役所・本庁舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 08:33 UTC 版)
1958年に市制施行された際の町田市役所は、町田街道沿いの旧町田町役場(原町田五丁目8番24号、現在の町田市健康福祉会館付近)に置かれていたが、当時の人口増加による事務量の増大で、分庁舎の設置や本庁舎の増改築を繰り返していた。そこで、手狭となった本庁舎と分散した分庁舎を集約する為、町田市制10周年記念として、中町一丁目の町田街道沿いに新本庁舎の建設が計画された。1968年12月26日に着工し、1970年1月19日に中町一丁目の新市庁舎に移転した(当時の人口は約18万人)。 その後、平成に入ってからも町田市では人口が増加し、前述通り本庁舎が手狭になっていたことや設備の老朽化に加え、地震に対する危険性も指摘されていたことから、2012年に前述の森野二丁目に新庁舎が建設され、旧本庁舎は同年7月に閉鎖された。 閉鎖される前の2011年に公開された映画「まほろ駅前多田便利軒」では、本市が作品のモデルとなっていることから、市の全面協力で撮影が進められ、旧本庁舎屋上を使ったロケも行われた。 旧本庁舎は新庁舎への移転後にすべて解体され、跡地には芝生広場「町田シバヒロ」が2014年5月3日にグランドオープンした。
※この「旧町田市役所・本庁舎」の解説は、「町田市役所」の解説の一部です。
「旧町田市役所・本庁舎」を含む「町田市役所」の記事については、「町田市役所」の概要を参照ください。
- 旧町田市役所・本庁舎のページへのリンク