旧民法の公布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 22:54 UTC 版)
ウィキソースに法例 (明治23年法律第97号)の原文があります。 民法典論争を経て草案は修正され、1890年3月には『民法財産編・財産取得編・債権担保編・証拠編』(明治23年4月21日法律第28号)が、10月7日には『民法財産取得編・人事編』(明治23年10月7日法律第98号)が公布され、いずれも1893年(明治26年)1月1日に施行される予定となった(いわゆる「旧民法」)。 旧民法は、各編が第1条から始まる体裁となっているなどボアソナード草案と異なる点はあるが、全1762条からなるものであった。また、国際私法に関する既定は編纂の中で人事編から分離され、当時最先端の法典であったベルギー法を採り入れて起草されたうえ、法例(明治23年法律第97号)として公布された。
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