旧 大連市役所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 03:56 UTC 版)
「大連中山広場近代建築群」の記事における「旧 大連市役所」の解説
玄関の唐破風など日本建築の意匠が取り入れられており、塔屋のデザインは京都祇園祭の山車をイメージしたとされる。設計者の松室重光は関東都督府土木課の課長で、大連民政署を設計した前田松韻の後任にあたる。松室は京都府技師時代に社寺建築の保存修復にも業績を残しており、建物のデザインにもその見識が反映されている。戦後も1947年~1950年は大連市人民政府庁舎(市役所相当)として使用され、その後は市政府各部局の分庁舎となった。現在は中国工商銀行大連市分行が使用している。 設計 - 松室重光(関東都督府民政部土木課) 施工 - 清水組 竣工 - 1919年8月 延床面積 - 9,870m2
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