旧大成火災海上保険株式会社創設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 07:11 UTC 版)
「李延禧」の記事における「旧大成火災海上保険株式会社創設」の解説
1919年、李延禧は日台融和親善を理想とする親友益子逞輔の保険会社設立の構想を支持し、資金調達に尽力し、翌年李延禧主導のもと大成火災海上保險会社が創立される。資本金は500万円。当時台湾全島各地で著名な紳商、台湾五大家族がこれに参加する。李延禧は会社成立後父李景盛を社長に据え、兄李延齡が取締役に就き、1923年兄に代り取締役となる。その後、大正12年から昭和19年の21年間同社の監察役、常任監察役など役職を歴任し、終戦と同時に李延禧は大成火災海上での歴史に終止符を打つ。李は他に建昌興業株式会社取締役、台湾土地建物株式会社の監察役などを務める。1921年から1924年日本東京に遷居するまで台湾総督府評議員の公職にあった。
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