日本未来の党結成後の小沢チルドレン
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「小沢チルドレン」の記事における「日本未来の党結成後の小沢チルドレン」の解説
その後、小沢は、民主党から国民の生活が第一へ、さらに日本未来の党へ移党する。 2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙において、小沢は日本未来の党の新人候補として、地元の岩手などで3人の「新・小沢ガールズ」、北出美翔(北海道8区)、達増陽子(岩手1区)、佐藤奈保美(岩手3区)を擁立するが、全員落選した。なお、達増陽子は「小沢チルドレン」の達増拓也(岩手県知事)の配偶者であり、夫婦である。 第46回衆議院議員総選挙において、「(旧)小沢ガールズ」で小沢と共に日本未来の党へ移党した三宅雪子(千葉4区)、岡本英子(神奈川3区)、太田和美(福島2区)、京野公子(秋田3区)、姫井由美子(千葉8区、参院議員を辞職して立候補)、福田衣里子(比例近畿ブロック(単独))は、落選した。このうち、青木愛(東京12区)は小選挙区で落選するも、比例東京ブロックで復活した。また、同じく第46回衆議院議員総選挙において、「(旧)小沢ガールズ」で民主党に残留した田中美絵子(東京15区)、山尾志桜里(愛知7区)、中林美恵子(神奈川1区)、永江孝子(愛媛1区)、江端貴子(東京10区)は、全員落選した。この結果、「小沢ガールズ」の勢力は大きく減退し、党首嘉田由紀子を追い出す形で、生活の党に改称した後の2013年7月21日の参議院議員通常選挙以後はほぼ消滅した。 2014年12月14日の第47回衆議院議員総選挙において多くが再度立候補したが、当選・国政復帰を果たしたのは民主党の山尾志桜里(愛知7区)、維新の党の太田和美(千葉8区、比例南関東)の2名で青木愛は落選した。この選挙の結果、生活の党は政党要件を喪失したが、選挙後の12月26日、生活の党に山本太郎が合流し、生活の党と山本太郎となかまたちに改称。 2016年7月10日の第24回参議院議員通常選挙では森裕子(新潟県選挙区・無所属)と青木愛(参議院比例区)が国政復帰。さらに主濱了の後継として岩手県選挙区に擁立した木戸口英司も無所属で当選。森と木戸口は生活に合流した。党は自由党に改称した。 2017年の第48回衆議院議員総選挙においては民進党および自由党は公認候補を擁立せず、所属議員は希望の党、立憲民主党、無所属のいずれかで出馬することになった。希望の党からは佐藤公治(広島6区)が当選、立憲民主党からは岡島一正(千葉3区、比例南関東)、日吉雄太(静岡7区、比例東海)、村上史好(大阪6区、比例近畿)の3人が当選した。小沢本人と玉城デニーは自由党籍のまま無所属で出馬し当選を果たした。
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