日本最古級の土偶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/17 06:02 UTC 版)
出土した日本最古級の土偶は、竪穴式住居跡から2点が発見された。 1点は女性の上半身(頭部、胸、腹部)を形どったもので、全長6.8cm、幅4.2cm、厚さ2.6cmの小型の土偶である。 もう1点は頭部のみで、頭部は前述の土偶と同様の形状をしている。 これらの土偶は三重県の有形文化財に指定され、三重県埋蔵文化財センターにより所蔵されている。 ちなみに、この他の日本最古級の土偶には、2010年(平成22年)5月に滋賀県東近江市永源寺相谷町の相谷熊原遺跡で発見されたものが1点ある。これも同時期の縄文時代草創期のものと分析されたが、共通点はほとんどないとされている。
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