日本刀歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 14:57 UTC 版)
中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります。日本刀歌 『日本刀歌』は日本についてうたった詩で、この詩の中で欧陽脩は徐福が日本にいたったことをいい、その時代が焚書坑儒以前であったため、日本には「逸書百篇」(失われた『書経』の篇)が残る、といっている。もちろんこれは詩的誇張にすぎないが、日本に残る佚存書に言及したものとして注目される。 『日本刀歌』は中国人の日本観のみならず、日本人の歴史観にも影響を及ぼした。『神皇正統記』の中で、「始皇帝が日本に長生不死の薬を求めたのに対し、日本は三皇五帝の本を求めたところ、すべて送られてきた。その5年後に焚書坑儒が行われたため、孔子の教えは日本に残ったという。この事は中国の本にも記されている」と言っているのは『日本刀歌』のことを指すと考えられる。
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