日本分布のトキソウ属3種の比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/27 16:45 UTC 版)
「ミヤマトキソウ」の記事における「日本分布のトキソウ属3種の比較」の解説
本種は、近年までトキソウと混同されてきた。トキソウおよびヤマトキソウに似ているが、唇弁の中裂片上の短い毛状突起、唇弁の背面が無毛であること、花弁中央に沿って幅の広い紫色がかったピンク色の帯があることから、両種と区別することができる。また、トキソウより小型であるが、葉の幅は相対的に広い。日本分布のトキソウ属3種の比較は次のとおりである。 日本分布のトキソウ属の比較和名学名植物体の高さ葉の幅花の向き萼片の開き方花弁の紫桃色の帯花弁の縁唇弁の長さ唇弁の毛状突起の長さミヤマトキソウ P. subalpina 9-16cm 10-20mm 横向き 開出する あり ほぼ全縁 15-18mm 0.8mm以下 トキソウ P. japonica 10-35cm 7-12mm 横向き 開出する なし 歯牙状 15-22mm 2-3mm ヤマトキソウ P. minor 8-20cm 4-12mm 上向き やや閉じる なし 全縁 10-11.5mm 1mm
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