日本代表選手の選考
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 09:36 UTC 版)
「2020年東京オリンピックの陸上競技」の記事における「日本代表選手の選考」の解説
マラソンの日本代表は、2019年9月に開催されたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)とそれに続くMGCファイナルチャレンジの結果により、男女3名ずつの代表選手が内定した。 競歩は、2019年世界選手権とそれ以降に行われる日本選手権(20km、50km)、全日本競歩(能美、高畠)の結果により選考される予定だったが、東京オリンピックの延期に伴い、男子50km、女子20kmについては2021年に開催される日本選手権も選考対象の競技会に加えられた。(当初の選考競技会のうち、2020年4月開催予定の日本選手権(男子50km)は新型コロナウイルス感染症流行の影響で中止となっていた。)なお、2020年4月までに、男女合わせて7名の選手が代表選手に内定している。男子50kmの最後の1枠には2021年5月に開催された日本選手権を制した丸尾知司が内定した。 トラック&フィールド種目では、当初、日本陸連は2019年世界選手権や2020年日本選手権などの競技会を選考競技会とする選考基準を公表していたが、東京オリンピックの延期に伴い、選考基準は一旦取り消されたが、2021年日本選手権(長居ほか)などの競技会を選考競技会とする選考基準を改めて公表した。長距離種目(3000m障害、5000m、10000m)については、2021年日本選手権のほか、2020年12月に開催される日本選手権(長距離種目)の優勝者が本大会の参加標準記録を満たしていた場合、即時、代表選手に内定するという選考基準 であったため、日本選手権の結果、相澤晃(男子10000m)、田中希実(女子5000m)、新谷仁美(女子10000m)の3名が代表選手に内定した。そのほかに、2021年日本選手権において3位以内かつ参加標準記録を満たしている選手や世界ランキングにより出場資格を得た選手などが代表選手に内定した。
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