日本の豆の自給率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 03:55 UTC 版)
大豆が最大の国内供給量の豆である。2009年の国内供給量は366万トンで国内生産量は23万トンで、自給率は6.3%であるが、大豆やわずかではあるが大豆油の他に192万トンの脱脂大豆を飼料用に輸入している。脱脂大豆の輸入も考慮すると自給率は4.1%まで下がる。 日本の大豆やラッカセイ以外の豆類の輸入量は約10万トンであり、日本の豆類の食料自給率は約4割である。主な輸入先はインゲンマメ類(約4万トン)がアメリカ(1万3千)中国(1万1千)カナダ(9千)ミャンマー(8千)から、アズキ(約3万トン)が中国(2万5千)他から、エンドウ(1万6千トン)がカナダ(9千)イギリス(4千)などから、ソラマメ(約8千トン)が中国(7千)他からとなっている。 アズキは2004年の国産9万1千トンに対し、アズキの輸入3万3千トン(中国から2万5千トン) のほか約5千トンのアズキに似た竹アズキの輸入があり自給率は68%である。 インゲンマメは国産2万7千トンに対し、輸入は4万1千トンで、国内自給率は31%である。 エンドウは輸入1万6千トンで自給率は4%、カナダから8.6千トン、イギリスから3.8千トン、中国から1.3千トンなどであった。 ソラマメは輸入7882トンで自給率は1%である。大半が中国から(6658トン)の輸入であった。 その他の豆は国内生産・輸入ともわずかである。
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