日本の上院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:56 UTC 版)
日本では参議院が上院に当たる。日本の場合は、他国の上院にあるような「地域の代表」や「階級の代表」といった性格よりも、衆議院と同様の「国民の代表」という性格が強い。議員定数は人口に応じて変化し、全国を都道府県で分けた「選挙区」と、全国を1つの区とした「比例代表区」で構成されている。各議員の任期は6年であるが、3年ごとに半数を改選する方式となっており、仮に衆議院の解散と重複した場合でも半数の国会議員が常に存在することになる。 また、衆議院に優越的な権限が与えられており、予算案、条約の批准、内閣総理大臣の指名については、衆議院の議決が優先される。
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