日本におけるアトラク=ナクア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 22:39 UTC 版)
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高橋葉介が、『夢幻紳士』怪奇編に、蜘蛛の怪異をテーマとした短編『蜘蛛』を発表した。この作品中では、新種の大蜘蛛の名前としてアトラク=ナクアが用いられている。蜘蛛のホラーということで名前を流用しただけであるが、日本での代表的な起用例の一つである。 アリスソフトは1997年にアダルトゲーム『アトラク=ナクア』を発表する。こちらも名前の流用が主眼であって、内容はクトゥルフ神話を目的としてはいない。しかし主人公である「比良坂初音(ひらさか はつね)」のキャラクターは日本のクトゥルフ作品におけるアトラク=ナクアの造形に大きな影響を与えており、『ANGEL FOYSON』『怪物王女』『這いよれ! ニャル子さん』などで擬人化されたアトラク=ナクアは、セーラー服を纏った長い黒髪の古風な美少女という、比良坂初音に対するオマージュ的なデザインとなっている。
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