日本と朝鮮のパンパイプ型の簫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/27 15:16 UTC 版)
日本には奈良時代に中国から唐楽の楽器として伝わった。正倉院には甘竹簫と称するパンパイプ型の簫が伝わり、それには詰め物で調律した跡が見られる。この甘竹簫は、明治期に誤った修理を受けてしまったため、2つに分かれていたが、2019年に酵素で接着剤の膠を溶かして管を分離し、分かれていた2つが組み合わせられた。 朝鮮には12世紀初め頃に伝わり、雅楽器として使われた。
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