旅客車化
旅客車化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/22 15:30 UTC 版)
「上毛電気鉄道デカ10型電車」の記事における「旅客車化」の解説
運用開始後の貨物輸送量が少なかったことから、1934年11月に馬来工業で長さ12,755mm・幅2,555mmの鋼製車体が新造され、旅客車のデハ10型11となった。前面は同様に3枚窓非貫通だが、屋根端部は R がついた点が異なる。側面の窓配置は 1 D 10 D 1 (数字は窓の数、Dは客用扉)の片開き2扉で、乗務員扉は設けられなかった。車内は両車端部の右側に片隅式の運転台が設けられた。 後年、客用扉の位置移設・900mmから1,100mmへの拡幅と乗務員扉の取り付けが行われ、窓配置は向かって左側から 2 D 6 D 1 d (dは乗務員扉)の点対称配置となった。 1959年7月に電装解除と片側の運転台撤去が行われ、クハ10型11となり、台車がKO台車からTR14に交換された。1975年3月31日付けで廃車となっている。
※この「旅客車化」の解説は、「上毛電気鉄道デカ10型電車」の解説の一部です。
「旅客車化」を含む「上毛電気鉄道デカ10型電車」の記事については、「上毛電気鉄道デカ10型電車」の概要を参照ください。
- 旅客車化のページへのリンク