施設と車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 10:12 UTC 版)
明神電車は全長約 6キロメートルでほとんどがトンネル区間となっており、軌間 762ミリメートル・直流 550ボルト電化であった。 なお、その歴史的経緯から坑道内の 500ミリメートル軌間を採用した軌道と敷地を共用していた区間が一部にあり、ここは三線軌条となっていた。500ミリメートル軌間の区間には非電化と電化の区間が両方あり、バッテリー式機関車と電気機関車が併用されていた。 鉱山鉄道としては重軌条化、プッシュプル方式の電気機関車の無線操縦による総括制御など、合理化と輸送力強化がキャパシティの限界まで徹底されていた。 その一方で、自社工場製の電動客車(白銀・赤金)や客車(くろがね・わかば・あおば)による人員輸送も、代替交通機関が存在しなかった事から最後まで継続した。
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