方位盤と射撃盤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 05:34 UTC 版)
「Mk.38 方位盤」の記事における「方位盤と射撃盤」の解説
本方位盤は、通例、Mk.8射撃盤(Range-keeper)と連接されて用いられた。射撃盤の機能として、自艦と目標艦との相対位置を連続的に図示するとともに、弾着観測結果から目標速力・進路を修正し、目標の方位変化率に基いて方位盤を動かして照準操作を補助する機能(rate-control)を備えていた。またMk.8射撃盤は垂直ジャイロによる動揺修正装置Mk.41(Stable Vertical)を備えており、目標への照準線方向に対する縦・横動揺を計出して、動揺に対応して最適時に自動的に発砲することができた。 測距用として、基線長8メートル・単式の測距儀(Range finder)Mk.48を備えている。なお予備として各砲塔にも測距儀が供えられており、例えば3連装16インチ砲塔では基線長13.5メートルのものが備えられていた。
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