新説から通説へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 02:00 UTC 版)
高柳の主著である『戦国戦記』は、本能寺の変・山崎の戦い、三方ヶ原の戦い、長篠の戦い、賤ヶ岳の戦いに関するものが刊行されており、当時は新説を多く盛り込んだ画期的な力作であったが、史実を求めた実証的な内容が支持され、その多くが通説として扱われている。現在、一部反論されるものも散見されるが、これらの著書の影響力は甚大である。なお、同書は、小牧・長久手の戦い、島原の乱、関ヶ原の戦い(2巻)が執筆される予定であり、高柳自身も意欲に燃えていたが、その死歿により幻となってしまった。
※この「新説から通説へ」の解説は、「高柳光寿」の解説の一部です。
「新説から通説へ」を含む「高柳光寿」の記事については、「高柳光寿」の概要を参照ください。
- 新説から通説へのページへのリンク