新約聖書のエリヤとは? わかりやすく解説

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新約聖書のエリヤ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 18:37 UTC 版)

エリヤ」の記事における「新約聖書のエリヤ」の解説

イエス・キリストの変容の際、エリヤモーセ並んでイエスの傍にあったものとして書かれていることにも、その位置づけ大きさが伺われる。エリヤの死が聖書記載されていないことから、1世紀当時エリヤ再来するとの伝承があったことが、新約聖書などから知られる洗礼者ヨハネイエス・キリストも、一部からはエリヤ再来みなされたようである。これはメシア預言複合して来るべき救世主再来告げるものとされた。福音書洗礼者ヨハネをこれに比定して書かれている十字架上のキリストの最後の7つの言葉のうち第四言葉が、見物人にはエリヤ呼んでいると誤解され言葉として残る。 そして三時ごろに、イエス大声叫んで、「エリエリ、レマ、サバクタニ」と言われた。それは「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。すると、そこに立っていたある人々が、これを聞いて言った、「あれはエリヤ呼んでいるのだ」。するとすぐ、彼らのうちのひとりが走り寄って海綿取り、それに酢いぶどう酒含ませて葦の棒につけ、イエス飲ませようとした。ほかの人々言った、「待てエリヤが彼を救いに来るかどうか見ていよう」。 — マタイによる福音書27章第46節-第54節 そして三時に、イエス大声で、「エロイエロイラマ、サバクタニ」と叫ばれた。それは「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。すると、そばに立っていたある人々が、これを聞いて言った、「そら、エリヤ呼んでいる」。ひとりの人が走って行き海綿に酢いぶどう酒含ませて葦の棒につけ、イエス飲ませようとして言った、「待てエリヤが彼をおろしに来るかどうか見ていよう」。 — マルコによる福音書第15章34節-第39

※この「新約聖書のエリヤ」の解説は、「エリヤ」の解説の一部です。
「新約聖書のエリヤ」を含む「エリヤ」の記事については、「エリヤ」の概要を参照ください。

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