新歴史主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/20 08:27 UTC 版)
1950年代以降、従来の歴史主義を批判するかたちで『表象(Representations)』誌を根城とした批評家集団が立ち現われた。この流れを新歴史主義と一般に呼び、その理論的骨組みはミシェル・フーコーの言説論と権力論にある。すなわち、新歴史主義において歴史は客観的で確固とした事実としてではなく、語り手によって再編されていく物語の言説として扱われる。代表的論客として、スティーヴン・グリーンブラットを挙げることができる。
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