新古今時代とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 近代文学作品名 > 新古今時代の意味・解説 

新古今時代

読み方:シンコキンジダイ(shinkokinjidai)

作者 風巻景次郎

初出 昭和11年

ジャンル 研究書


新古今時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/13 07:19 UTC 版)

新古今時代(しんこきんじだい)は、日本文学の歴史における区分で、平安時代文学(中古文学)と鎌倉時代文学(中世文学)の間の移行期に当たる。

文学の中心は和歌である。

年代はあいまいであるが藤原定家の生きた80年(1162年 - 1242年)、あるいは後鳥羽院の生きた60年(1180年 - 1239年)を当てることが多い。

主な人物

  • 藤原俊成 - この時代の基本的歌論を確立し、「千載和歌集」を編んだ。
  • 藤原定家 - 父俊成が確立した歌論を大成し、「新古今和歌集」・「新勅撰和歌集」を編んだ、御子左家の双璧のひとり。
  • 九条良経 - 叔父慈円とともに、父九条兼実が擁護した御子左家を支持した。この時代初期の擁護者。
  • 慈円 - 甥良経とともに御子左家を支持した。
  • 後鳥羽院 - 俊成に傾倒し、子の定家らに「新古今和歌集」を選ばせた、この時代中期の擁護者。
  • 源実朝 - 飛鳥井雅経を介して定家を知り、師事した。
  • 西行 - 俊成・定家父子が高く評価した歌人。
  • 藤原家隆 - 叙景歌に優れた御子左家の双璧のひとり。
  • 九条道家 - 祖父兼実・父良経に続いて御子左家を支持した、この時代後期の擁護者。

主な作品



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新古今時代」の関連用語

1
続後撰和歌集 デジタル大辞泉
70% |||||


3
千五百番歌合 デジタル大辞泉
54% |||||

4
54% |||||

5
本歌取り デジタル大辞泉
50% |||||



8
10% |||||

9
8% |||||


新古今時代のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新古今時代のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの新古今時代 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS