新ユーラシア・ランドブリッジとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 15:51 UTC 版)
「バクー=トビリシ=カルス鉄道」の記事における「新ユーラシア・ランドブリッジとして」の解説
2019年11月7日、西安からマルマライトンネル(Marmaray Tunnel)を通過して、ヨーロッパのプラハ(チェコ)に向かう貨物列車が運行された。これは中国からトルコへの輸送時間が1か月から12日に短縮されて、「鉄のシルク・ロード」(Iron Silk Road)の一部であると示している。 2020年12月4日、イスタンブールの欧州側にあるトルコ国鉄カズルチェシュメ駅を出発し、トルコ、ジョージア、アゼルバイジャン、カザフスタンを横断して中国の西安に42個のコンテナを輸送する貨物列車が運行された。5カ国を横断する総延長8,693キロの鉄道輸送は、 日本の大成建設によって建設されたボスポラス海底トンネルマルマライを抜けて、トルコを横断し、バクー=トビリシ=カルス鉄道でコーカサスを横断、カスピ海横断国際輸送ルート(船)を経て、ロシアを経由せず中央アジアから中国に抜ける。まさに歴史上の「シルクロード」をなぞったものとなった。
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