文鎮・ペーパーウエイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 01:24 UTC 版)
紙や布状のものが、風でばたついたり筆記する際の摩擦などによりずれたりするのを防ぐために、そのうえに重石を置く事がある。重しを置く事によって上下方向への運動が制限されるだけでなく、摩擦力を増加させて水平方向へのずれが生じるのを防ぐ効果もある。 文鎮や、ペーパーウエイト(paperweight)として用いられる素材は、一般的には真鍮などの金属が多く、ガラスやアクリル樹脂などが用いられる事もある。いずれにしても、重さを利用するものであるから、ある程度密度が大きい素材が好ましい。また、手で触れる機会が多いので、毒性などが無い安全性に配慮された素材である必要があり、落下などの衝撃に対しての耐久性も必要とされる。 典型的な形状としては、文鎮であれば棒状の本体の中央にとってとなる突起がある形、あるいは円盤や一部分を平面とした球形などがある。 ウィキメディア・コモンズには、文鎮に関するカテゴリがあります。
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