文学者としての経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/13 09:44 UTC 版)
「アドニス (詩人)」の記事における「文学者としての経歴」の解説
アドニスは近代アラビア語詩文の先駆者の一人である。しばしば反抗者、あるいは自らの信じるルールに従う偶像破壊者ともされる。アドニスは自著でこう書く。「アラビア語詩文はこの支配的な批評観が示唆するような一枚岩ではなく、多元的で、時として自己矛盾をも含むものである」。アドニスの仕事は、1970年代にはベイルートで共に雑誌「Mawakif」を編集したこともあるアラブ人批評家のカマール・アブー・デーブ(Kamal Abu Deeb)により注目されてきた。 1995年にはフランスの文学賞である地中海賞外国人部門(Prix Méditerranée Étranger)を受賞。1997年にはストルガ詩の夕べで金冠賞を受賞。2007年にはノルウェー文学・表現の自由アカデミーが授与するビョルンソン賞(Bjørnson Prize)を受けている。 またノーベル文学賞の候補として何度も取りざたされてきた。
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