文字金の鋳造量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/09 03:12 UTC 版)
『旧貨幣表』によれば、小判および一分判の合計で17,435,711両1分である。 一分判は総鋳造量の三割とされる。すなわち5,230,713両1分(約20,922,853枚)前後である。小判は約12,204,998両という計算になる。 佐渡判は延享3年(1746年)より文政2年(1819年)までの鋳造高は小判149,001両、一分判63,858両1分(255,433枚)、合わせて212,859両1分と推計される。 吹替えにより幕府が得た出目(改鋳利益)は1,025,800両であった。また金座における鋳造手数料である分一金(ぶいちきん)は鋳造高1000両につき、手代10両、金座人10両2分、吹所棟梁4両3分であった。
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