文字活字文化振興法とは? わかりやすく解説

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もじかつじぶんか‐しんこうほう〔モジクワツジブンクワシンコウハフ〕【文字・活字文化振興法】

読み方:もじかつじぶんかしんこうほう

文章読み書くことによる精神的な活動出版活動などの活動と、それらによる文化的所産を「文字活字文化」と定義し、その振興に関する基本理念や、国・地方公共団体の責務などを定めた法律図書館充実言語力を養う教育整備充実翻訳・学出版支援などを規定している。平成17年2005制定


文字・活字文化振興法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/04 03:51 UTC 版)

文字・活字文化振興法

日本の法令
法令番号 平成17年法律第91号
提出区分 議法
種類 教育法
効力 現行法
成立 2005年7月22日
公布 2005年7月29日
施行 2005年7月29日
所管 文部科学省
主な内容 文字・活字文化の振興について
関連法令 文化芸術基本法
条文リンク 文字・活字文化振興法 - e-Gov法令検索
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文字・活字文化振興法(もじかつじぶんかしんこうほう、平成17年7月29日法律第91号)は、文字・活字文化の振興を総合的に推進するための国や自治体の基本的責務に関する法律である。

活字文化というと活版印刷のことかと考えられがちだが、要は出版のことを指している。

概要

超党派の国会議員286名から成る活字文化議員連盟において法案がまとめられ、2005年に制定された。

骨子案には版面権(著作隣接権の一種)の創設も盛り込まれていたが、当時はレコード輸入権創設への反対が叫ばれ知的財産法制強化への反感が強まっていた時期だったこともあって、最終的な法案には盛り込まれなかった。

なお、活字文化議員連盟は「文字・活字文化振興法の施行に基づく施策の展開」として、地域における文字・活字文化の振興、学校教育に関する施策の他、出版活動への支援も推進するよう求めており、その具体的な内容として、

  • 文字・活字にかかわる著作物再販制度の維持
  • 著作者及び出版者の権利保護の充実

を挙げている。

読書週間の初日にあたる10月27日文字・活字文化の日として定めている。

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