政府軍による制圧政策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 05:53 UTC 版)
「2007年ミャンマー反政府デモ」の記事における「政府軍による制圧政策」の解説
ミャンマー政府は、公共インターネットの接続を遮断した。これ以外にもデモ参加者側に軍事政権側がスパイを送り込んでいることも発覚している。また、1988年のデモの時は参加者の特定に時間を要したことから、デモ隊をビデオ撮影し、身元を特定した上でデモに参加した僧を拘束するなど、短期的な決着を図ったとされる。 また、今回のヤンゴンのデモの制圧に投入された軍には、1988年のときと同様、精鋭部隊とされる第77軽歩兵師団が含まれている。この師団は、歴史的にビルマ民族に抑圧され複雑な民族感情を持つとされるチン族や、身寄りのないものや孤児を物心つく前から軍事教育した者を中心に編成したため、市民に銃を向けることをためらわないとされ、恐れられている。
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