放射性崩壊の速さとしての放射能 (activity) とその単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 16:38 UTC 版)
「放射能」の記事における「放射性崩壊の速さとしての放射能 (activity) とその単位」の解説
一般に放射性物質の単位時間あたりに放射性崩壊する原子の個数(放射性崩壊の速さ)を、その放射性物質の放射能(activity)と呼び、単位としてはベクレル(Bq [s−1])が用いられる。またベクレル以前に用いられていた単位であり、現在補助単位として用いられているキュリー (Ci) と呼ばれる単位もある。 詳細は「半減期#放射能 (activity)」を参照 ベクレル (Bq) 放射性物質が1秒間当たりに崩壊する原子の個数 (d/sec) の単位をベクレル(記号:Bq)と言う。毎秒壊変(崩壊)数 (dps ; decay per second) などとも呼ばれていた。 詳細は「ベクレル」を参照 キュリー (Ci)(補助単位、旧単位) 歴史的な理由から、放射性物質であるラジウム 1 g が1秒間に崩壊する原子の個数(d/sec , Bq)をもとに定められた放射能の単位をキュリー(記号:Ci)と言う。1Ci(キュリー)はベクレル (Bq) を元に以下のように定められる。1 Ci = 3.7×1010 Bq (370億ベクレル) また、1ベクレルは2.7×10−11キュリーである。なお、キュリーは現在でも補助単位として使用されている。 詳細は「キュリー」を参照
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